9/24遂に発売されました!
「咎狗の血 True Blood ORIGINAL SOUND TRACK」
そして自分が好き勝手やらせていただいた
「THE SOLID ALBUM ~咎狗の血 True Blood REMIX~」
「LAMENTO KUIMIX」
も!
これも応援してくださっている皆様のおかげです。
ありがとうございます!
そんな訳でCDを聴いてくださっているみなさんに
ちょっとおかずをもう一品w
って事で僭越ながらTHE SOLID ALBUMの全曲解説?制作ノートみたいなのを書いてみました。
ネタバレって事はないと思いますが聴いてから読みたい方もいらっしゃると思いますので『続きはこちら』の方へアップしてますのでよろしければ読んでみてくださいm(__)m
そして今週末9/27土曜日のリリース記念DJ SADOI'S DISCOTIQUE NITE! EXTRA PARTY!にもぜひお越し下さい。
DJ SADOI'S DISCOTIQUE NITE!特設ページこちらの
フォームからご予約していただいた段階でチケットは確保できておりますので当日受付でお名前をおっしゃってください。
(チケットの発送はしてないんです。なのでちゃんと予約できているのか心配との声を聞きましたが大丈夫です!当日はIDになるもの忘れないでくださいね)
それと今回発売のCDをお持ちいただければ500円ディスカウントさせていただきます。
そのぶん酔っぱらいましょう^^
ではTHE SOLID ALBUMの収録曲順に語り倒してよろしいでしょうか。
Are One
2008年の年明けからSOLID ALBUMの制作準備に取りかかったのですが、実際に作り始めたのはキラルナイト追加公演の翌日1/14からでした。
一番最初に作ったのはSTILLのブラジリアンヴァージョンで、このARE ONEはその次に作ったものです。
ですが最終的にこの形に落ち着くまで紆余曲折のあった曲で後から作り始めた他の曲がドンドンFIXしていくのになかなかジャッジを下せない1曲でした。
苦労しましたがファースト・インプレッションをそのまま表現することが出来たと思います。
このアルバムのテーマはズバリELECTROなのですがスタートとエンディングのテイストは共通しながらもアプローチを変えたかったのでまずは入り口と出口から考えた事になります。
A型っぽいですか?
Surfin U.S.A (SEX WAX REMIX)
2枚のREMIXを通して唯一のスクラッチがきけるナンバーw
カリキュラ在籍時(か止めた後)にレコーディングした自分のスクラッチです。
当時、榊原秀樹くんに誘われ加入した最初のリハーサル用にとりあえずカリキュラマシーンとコンピューターにしゃべらせた声をサンプラーに仕込んでいって叩きまくったのがカ・カ・カ・カ・カ・カ・カ・カリキュラマシーンですw
全曲早すぎてスクラッチがなかなかついていかなくて・・疲れたらサンプラー連打だったかも(爆)
OLD MACのTEXT TO SPEACH機能を使ったのですが
和製英語なのでそれと聴こえるようコンピューター打ち込むのに難儀したような
ジャジーなドラムンベースにアレンジしてみました。
一度曲が終ったかと見せかけて別パターンでさらにアップリフティングしていくのが好きなんですが、これもそうです。
Battle Field (DANCE OF DEATH)
キラルナイト0の時にワンシークエンスだけ使ったネタを再構築して広げて行きました。
悲哀とスリルが表裏一体になったような世界をイメージしながら。
オリジナルのプロデューサー磯江くんからはとにかく元から離れて欲しいってオーダーだったのですが、この曲はオリジナルをチョップしてサンプルネタとして使用したので比較的元曲のイメージが残っていると思います。
Good Bye Alien (Chest Buster Attack)
これは3/2くらい経過しないとGood Bye Alien と解らないように作りました。
ヴォーカルもヴォコーダーでオリジナルのメロディーからまったく離してしまったので
ある意味大変失礼なやり方なんですがこのアルバムのトータルイメージがこれで決まったといえる曲です。
秀樹くんの声はすごくヴォコーダーのりが良くて殺伐とした雰囲気がすごく出ました。
Tension (Lethal weapon Mix)
どうしてもこのお二人の声を使いたかったので。
あくまでも台詞としてではなくサウンド的な楽曲を構成する要素として考えました。
Invincible (Incredible Jazz Amp)
ハードなギターリフをジャズ・ファンクのマナーで
技術的には録音済みのオーヴァードライブギターをシャッフルするビートに合わせるのがが肝でしたが
最終的にはレコーディングエンジニアの米山君のミックスの妙でダイナミクスとスピード感を最大限に表現していただきました。
Grind (watanabe) (The Underground Mix)
ワタナベさん渾身の名曲がドラムンベースになってます。
乾いた血の匂いがするような
そんなイメージで制作しました。
実はすごく歌いにくい構造の和声になってしまっているのにDJライブでは本気で取り組んで歌ってくださるのでとても申し訳ない気持ちになります。
Mania ( She is maniac Remix )
すごくハードコアなエレクトロ・ダンス・ミュージックです。
PS2版咎狗の血TRUE BLOOD特典REMIX CDにはグンジとキリオのVOICE入りで収録してますが
もともとこれはインスト仕様で作ったものなんです。
がっかりしたらごめんね。
でもかっこいいでしょ。
Frustrate (I am also so mix )
俺節全開で自由にやらせてもらった訳ですが
これもさらにアッパーにアゲアゲで迫ります。
ROCK'N'RAVEって感じです。
カリキュラ以前から一緒にバンドやってた秀樹くんの声を使ってREMIXするのは感慨深いものがあります。
Grind (hideki) (HARD WORK MIX)_
カリキュラ祭りです、この辺w
DISCO PUNKってイメージで作りました。
トシマの場末のクラブ、真っ暗なステージであの退廃的なメークでカリキュラが演奏してたら
きっとこんな感じ?
そしてお客さんは全員ぶっとんでるって設定でw
Still (DISCO CRASH RECONSTRUCTION)
で、その後登場するディーバ
マルホランドドライブのエンディングの方にでてくる劇場のような・・
悪夢のようなディスコ
これはキラルナイト0用に作ったREMIXです。
まだマルチ音源(ギターとか歌をバラバラに収録してあるレコーディング時のデータ)をいただく前でしたので
サントラCDからサンプリングして作りました。
すごく乱暴な手法なんですが
と言いますか、みなさんの大切な曲をこんな事にしてごめんなさい。
でも、かっこいいでしょw
Biginning (REMIX SWORD KIll !! )
これもキラルナイト0用に作ったREMIXなのですがアルバム収録にあたってもう一度構成から作り直しました。
なのでこれもサントラCDからそのままもって来て切ったり叩いたり伸ばしたり
磯江くんのシンセがあり得ないくらいかっこいい!
もちろん!あのVOICE入りです。
これも台詞と言うより曲を構成する要素として声を使ったアプローチです。
Tuiokunokaze (REMEMBER WE REMIX)
トラック的には爽やかさのかけらも無いくらいハーコーなELECTROになってますが
いとうかなこさんの天性の歌声で涼しい風が吹き抜けます。
GEORIDE、ZIZZ軍団の強力な個性があるのでREMIXでどんな乱暴なアプローチも可能なんです。
フツー怒られそうですが懐が深いです。
Still (Brazilian breeze)
あ、これは絶対に怒られないMIXです(爆)
キラルナイト0の後、ディスコティックナイトの構想が持ち上がったのでクラブでライブできるトラックとして
アルバム制作の最初に作りました。
当初、あまり激しいREMIXのトラックだと歌いにくいのではと考えていたのですが
ディスコティックナイトではスンゴイ曲もガンガンやってくださってます^^
・・あれっ、思い出してみるとこの曲はDJライブ用で当初アルバムには収録しないつもりだったような。。
なんだか記憶が定かでないな(汗)
いかがでしたか?
解説って言うより制作ノート的な
まあ、裏話としてお楽しみいただければ幸いです。
KUIMIXも近くアップロードします。
こんな稚拙な文章を最後まで読んで頂いてありがとうございました。
DJ SADOI
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